黒猫が通る

親を知らずに育った俺のこれから

⑤ 先生を殴った

同級生たちが休み時間にキャッチボールを


してた。


あぶないな、


って思ってたら、


  「ガチャーン」

窓が割れた音だ。


慌ててボールを拾いに行って、


 戻ってきた安倍と麻生、


『俺たちやったって言うなよ!』


   クラスのみんなに口止めした



先生が来て誰が窓のガラスを割ったんですか

と聞いたが、


  誰も 安倍と麻生です と言わない。


『誰か割った人が居ますよね?』



安井はニヤニヤしてる。

 麻生は あの人下を見てますよ。

と先生に言った。



この窓を割ったのは誰か君は知ってますか?



 と先生は俺に聞いた。


俺は返事をしなかった。


『君か! 小根君君か?』


俺は返事をしなかった。

すると先生は職員室に一緒に来なさいと言って


俺の手を引っ張った。


俺は手を振り払った

 先生の背中を殴った 



つい 殴っちまった、


 犯人が誰っていいつけたくなかった


俺じゃないです って

 うまく立ち回れる自信も無かった



  いつも やさしくしてくれていた先生だった


 先生を殴っちまった、



いきなり 俺かって 言われて 


  殴って、 学校を飛び出した、







でもスカッとしたのは紛れもない私の気持ち

④ 園長先生

毎日のように学校の帰り道は


 何人にも囲まれて殴られたり蹴られたり


そのうちに 殴られるのが平気になった


慣れた。





蹴ってやった奴の親が血相変えて
 
孤児院に怒鳴り込みに来た。
                      ➝前の頁③かならず仕返しする!


一生懸命謝ってくれた先生、
 
 
 


孤児院の僕の
 世話してくれる先生は


 いつも 僕を かばってくれていた、 
 
我慢しなさい。 我慢できる男が、
 


優しく強いホントの男だ!
 
 心を 痛める
 
世間に 負けるな
 強くなりなさい!
 
  何十回も頭をこづかれた、
 
 気がつくと 園長先生は泣いていた。
 
 
 
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ぼくを 育ててくれていた
 
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 園長先生 何で泣いたの?



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